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ここでは、酸素、二酸化炭素、一酸化炭素、水素、アセチレン、窒素、希ガスの主な特性、酸素原子の電子配置、一酸化炭素と二酸化炭素の比較、空気の組成を解説します。
| 分類 | 特徴 |
|---|---|
| 性状 | 20℃、1気圧で無色無臭の気体。液体酸素は淡青色で、強い磁石に引き寄せられる。 |
| 存在 | 大気中に体積の割合で約21%含まれる。 |
| 燃焼性 | 酸素自体は不燃性。燃焼を助ける支燃性がある。酸素濃度が高くなるにつれて、可燃物の燃焼は激しくなる。 |
| 反応性 | 反応性に富み、高温では一部の貴金属、希ガス元素を除き、他のほとんどの元素と化合物(特に酸化物)をつくる。白金・金・銀・不活性ガス・ハロゲン等とは直接化合しない。 |
| 溶解性 | 水にあまり溶けない。 |
酸素の特性にある「希ガス元素」と「不活性ガス」は、ここでは同じ元素を指します。希ガスは、他の物質と反応しにくい性質から、不活性ガスとも呼ばれます。
実験室では、触媒を使用して過酸化水素を分解してつくります。
2H2O2 → 2H2O + O2
| 分類 | 特徴 |
|---|---|
| 生成 | 炭素または炭素化合物の完全燃焼により生成する。 |
| 性状 | 空気より重く、無色・無臭の不燃性の気体。消火剤として使用される。 |
| 空気との比較 | 1モル当たりの空気質量は約29g。これに対し、二酸化炭素CO2は12+16×2=44gであるため、空気より重い。 |
| 人体への影響 | 通常は人体に無害だが、空気中の濃度が高くなると有害となる。 |
| 溶解性 | 水に溶け、その水溶液(炭酸水)は弱酸性を示す。 |
| 状態変化 | 1気圧では液体にならず、-79℃で昇華して固体(ドライアイス)となる。ただし、加圧した状態で温度を下げると、容易に液化する。 |
| 分類 | 特徴 |
|---|---|
| 生成 | 炭素または炭素化合物の不完全燃焼により生成する。 |
| 毒性 | 人体に極めて有毒である。 |
| 性状 | 空気より軽く、無色・無臭の可燃性の気体。 |
| 燃焼 | 空気中で点火すると、淡青色(青白い)の炎をあげて燃焼し、二酸化炭素になる。 |
| 溶解性 | 水にほとんど溶けない(わずかに溶ける程度)。 |
| 液化 | 沸点が-192℃で、液化しにくい。 |
| 性質 | 一酸化炭素CO | 二酸化炭素CO2 |
|---|---|---|
| 20℃のとき | 無色無臭の気体 | 無色無臭の気体 |
| 空気に対する比重 | 0.97(空気より軽い) | 1.5(空気より重い) |
| 空気中での燃焼性 | 燃焼する(淡青色の炎) | 燃焼しない |
| 液化 | 困難 | 容易 |
| 毒性 | 有毒 | ほぼ無毒 |
| 水溶性 | ほとんど溶けない | 溶ける |
| 還元性・酸化性 | 還元性をもつ | 酸化性がある |
| 分類 | 特徴 |
|---|---|
| 軽さ | 原子番号1の元素で、物質中最も軽い。このため空気中では拡散しやすい。 |
| 性状 | 無色・無臭の気体。 |
| 燃焼性 | 可燃性で、淡い青色の炎をあげて燃焼し、水を生じる。炎は見えにくい。 |
| 燃焼範囲 | 4~75%で非常に広い。 |
| 溶解性 | 水には溶けにくい。 |
水素は、酸素と反応して水を生じます。
2H2 + O2 → 2H2O
| 分類 | 特徴 |
|---|---|
| 構造 | 構造式H-C≡C-Hで、三重結合を持つ。 |
| 反応性 | このため、他の物質と付加反応をおこしやすい。 |
| 臭い | 純粋なものは無臭だが、市販されているものは通常、硫黄化合物などの不純物を含むため、特有の臭いを持つ。 |
| 燃焼 | 酸素と混合して完全燃焼させたときの炎の温度は3,330℃にも及ぶため、鉄の切断や溶接に広く使われている。 |
実験室では、炭化カルシウム(カーバイド)に水を作用させてつくります。
CaC2 + 2H2O → C2H2 + Ca(OH)2
アセチレンに水を加えると、アセトアルデヒドが生成します。 アセトアルデヒドの生成には、水銀塩の触媒が必要です。
C2H2 + H2O → CH3CHO
| 分類 | 特徴 |
|---|---|
| 性状 | 原子番号7の元素で、無色・無味・無臭の気体。 |
| 液体窒素 | 窒素の気体を冷却した液体窒素は、無色透明で流動性が大きい。 |
| 大気中の存在 | 大気中の体積の割合で約78%を占めている。 |
| 性質 | 不燃性で、水に溶けにくく、20℃では不活性である。 |
| 用途 | 消火剤としても使用される。 |
| 高温・高圧での反応 | 高温・高圧では、多くの元素と直接化合するため、アンモニアや酸化窒素など多くの窒素化合物をつくる。 |
| 呼吸との関係 | 生物は窒素を酸素と共に吸い込んで、二酸化炭素と共に吐き出している。体に吸収されにくいが、高圧下では体内に溶け込み、急に減圧すると気泡となって潜水病(減圧症)の原因になる。 |
| 生体中の窒素 | アミノ酸およびタンパク質の構成元素であり、アンモニウム塩、硝酸塩などとしても生体中に存在する。 |
| 分類 | 特徴 |
|---|---|
| 定義 | 周期表の第18族に属する元素のこと。 |
| 元素 | ヘリウム(He)、ネオン(Ne)、アルゴン(Ar)、クリプトン(Kr)、キセノン(Xe)、ラドン(Rn)。 |
| 安定性 | 希ガスの原子はとても安定しているため、他の原子と結合しにくい。 |
| 反応性 | そのため、他の物質と反応しにくく、ほとんど化合物をつくらない。 |
| 成分 | 体積の割合 |
|---|---|
| 窒素 | 約78% |
| 酸素 | 約21% |
| アルゴン | 0.93% |
| 二酸化炭素 | 0.04% |
| その他 | 水蒸気、ネオン、ヘリウム等 |
場所や時間によって変化する水蒸気を除き、この割合はほぼ一定です。
一酸化炭素と二酸化炭素の性質について、次のうち誤っているのはどれか。